離島引越し便ブログ

【車両輸送】車内へ積載について 乗船拒否・トラブルになったケースをご紹介

沖縄車両輸送のアイランデクスです。

この記事では一番よくある質問の「車内へ積載で乗船拒否やトラブルになったケース、積載禁止航路」をまとめております。
(読むのにかかる時間4〜5分)

まず初めに港のルール上は積載不可、空車での輸送が原則ルールとなっておりこの記事の内容も積載を認めるものはではないことを予めご理解ください。
また、港のルール上はすべて積み込み不可なことから、ご案内に相応しい積載ラインや判断基準というものを設定するのが難しい状況です。

そこで、少しでもお力になれればと思い、
アイランデクスで蓄積された過去の「輸送を断られたケース」や「トラブルになったケース」を公開いたします。
*あくまで積載を認める内容ではございませんので、参考程度にご覧いただければと思います。
*YOUTUBE・WEB記事等で積載可能かのような紹介ございますが、港のルール上積載は不可となっております。
*万が一、持ち込み時に港係員より指摘を受けた場合は、必ずその指示に従ってください。

また、3〜4月にかけては引越しシーズンとなり、1日に船積みをする車両の台数が大きく増加いたします。
船便の安全な運行のため、通常期以上に積載荷物の検査が厳しくなることがございます。
積載のルールは、大切なお車を安心して輸送するための取り決めですので、ご理解・
ご協力お願いいたします。

【ご注意】こちらの情報はすべての船舶共通の情報ではございません。あくまでアイランデクス予約管理させていただいている車両で、一部の航路での事例です。まったく荷物一つさえ、積載NGな航路もございます。詳しくはお問い合わせください。
(2022.2.2更新)車両の「ホイールカバー」は事前に取り外しておくように船から指示がございました。船内でホイールにラッシングをかける関係で、ホイールカバーの形状や、カバーとホイールの穴がずれている場合、ホイールカバーに破損が生じる可能性がございます。
アイランデクスは、年間3000台以上を沖縄方面へ車両輸送しており、多くのケースが蓄積されてきました。お客様の車輸送の際の参考にしていただければ幸いです。
車内に積載していたお荷物や備品(貴重品含む)破損・紛失については 免責扱いとなりますので予めご了承ください。
輸送規約

積載禁止航路について

以下の航路については『一切積載NG』の航路となります。少量の積載でも輸送拒否される場合がございますのできお気をつけください。

東京有明港発

苫小牧港⇆那覇新港

八戸港⇆那覇新港

こちらの港では積載は一切NGとなります。現地で荷下ろしの指示を受けた場合、必ず現場作業員の指示に従っていただくようお願い申し上げます。従って頂けない場合、乗船拒否される場合もございます。皆様のお車を安全にお運びするため、ご理解・ご協力のほどお願い申し上げます。

過去輸送を断られたケース、トラブルになったケース

ホイールカバーは事前に外して、車内に入れておく。

車両の「ホイールカバー(ホイールキャップ)」は事前に取り外しておくことを推奨いたします。

船内でホイールにラッシングをかける関係で、ホイールカバーの形状や、カバーとホイールの穴がずれている場合、ホイールカバーに破損が生じる可能性がございます。

船の強い揺れから車体を守るためにはラッシングは必須です。また、そのためにホイールカバーを積込作業の際に取り外して車内に置かせていただくことがございます。ラッシングベルトの接触が原因であったり、カバー取り外しが原因による破損は免責となります。予めご了承ください。

※港へお持ち込み当日、港での取り外し、現場作業員による対応は一切できませんので事前にご自身で外していただけるようお願い申し上げます。

※外し方等はyoutube等でご確認いただければ幸いです。

また、外さずとも輸送は可能です。あくまでも推奨となります。

満載に積み込みすぎ

バックミラーが見えないほど積み込み、助手席にも荷物が積まれていて、運行上危険だと判断されたため、輸送を拒否されました。その際は、お客様に再度持ち込み港まで引き取りに行っていただきました。

車両を持ち込んだ時点では、輸送の可否の判断ができず、「船積みのタイミング」で乗船拒否されることが多いため、万が一拒否となった場合、再度お客様で車両を引き取りに行ってもらう必要があります。

助手席にまで積載していたり、外から積載が目視できる状態は港にて荷下ろしの指示を受ける場合がございます。
いずれにしても車内積載荷物は見逃されているだけであり、積載を認める内容では無いことを予めご留意ください。
※家電や電子機器の積載は一切対応不可となります。ご遠慮くださいませ。

*万が一、持ち込み時に港係員より荷物を下ろすように指摘を受けた場合は、必ずその指示に従ってください。

爆発物(ガスボンベ)を積んでいた方

爆発物(ガスボンベ)を積んでいた方は、途中で輸送を拒否されました。キャンプ用のガスボンベが危険と判断されました。また、東京から宮古島に車両を輸送する経由地の沖縄で発覚したため、沖縄で輸送がストップしました。
ボンベだけでなく、油の一斗缶などもNGだそうです。

途中経由地で、輸送がストップしてしまうことがございます。上のケースでは、沖縄で荷物を処分させていただき、(処分代金をお支払いただき)宮古島までの輸送を日程を延期して遂行しました。

荷台にバイク等、他の車両を積んでいた方

トラック等の大型車両を輸送する際、荷台にバイクやバギーといった他の車両を積載するのはNGです。注意を受けて輸送拒否となったケースが増えております。

車両は必ず、1台ごとに輸送のご予約をお願いします。

仮に、「燃料を空にしておく」、「いくつかのパーツに解体しておく」、といった形を取っても荷台には載せられません。輸送拒否されてしまう場合がほとんどです。

くれぐれもご注意ください。

賃貸契約書でトラブル。

車内に賃貸契約書を置かれていた方がいました。到着が遅れたことで、お客様が会社に提出する書類が届かないということで、トラブルに発展しました。重要な書類や荷物は、絶対に車内に置かないようにお願いいたします。

天候が順天でも、船の機材トラブルや港のトラブルで、船が遅れることがございます。船の遅延に関する保証は、規約のとおりホテル代やレンタカー代を含め、一切保証することができません。また、大事な荷物であっても、
船の運行途中で荷物を取り出したり、到着した船から優先的に車を下ろすことができません。

入学手続き書類でトラブル。

到着が遅れたことで、お客様が学校に提出する書類がないということで、トラブルに発展しました。こちらも、絶対に車内に置かないようにお願いいたします。

ETCカードをつけっぱなしでトラブル。

船会社の判断で、ETCカードが抜き取り、着払いでお客様のご住所にETCカードを送付させていただきました。

ETCカードやガソリン用の給油カード、お金などを積んだまま輸送されないようにご注意ください。輸送拒否はされませんが、荷役の判断で、抜き取られて別送となることがございました。車を受け取ってからETCを使う予定の場合は、ご自身で保管してください。今回はトラブルになりませんでしたが、貴重品が紛失した場合も、そもそも車内積載不可が条件で船舶輸送を承っているため保証ができません。

番外編<よくあるトラブル>

・車内ライトつけっ放しによるバッテリー上がり。:
運転に慣れていない方が持ち込んだ場合、ライト付けっ放しによるバッテリー上がりが起こることがございました。
バッテリー上がりやパンクを含む経年劣化や内損は免責とさせていただきます。

・拡大ミラーを車内では外させていただくことがあります。:
ミラーやシガーソケット、ETCパーツなど取り外しに伴う部品破損が起こった場合も免責となります。
車内備品について事前にご自身で取り外しください。

・ホイールの取り外し処理をすることがあります:
船内で車を保定する際に、タイヤにラッシングをかけます。
ラッシングによるホイールの擦り傷及び車底への傷等は免責となります。

貴重品が紛失した場合も、そもそも車内積載不可が条件で船舶輸送を承っているため保証ができません

車内積載でのトラブルは多いですが、よりご意向に沿ったスムーズな車両輸送ができればと思います

過去に、上記のような「輸送を断られたケース」や「トラブルになったケース」がございました。

車内積載物に対して保証は一切できかねますが、引越しを控える方にとっては、多少荷物を一緒に送りたいというお気持ちも理解しております。
参考にしていただければ幸いです。よりご意向に沿ったスムーズな車両輸送ができればと思います。

※都会(大阪、東京、福岡、名古屋)と各離島(沖縄宮古島、石垣島、西表島)に営業所やスタッフをおいているアイランデクスだから、大きなトラブルに発展せず輸送できたケースもございます。

沖縄や、沖縄離島への車輸送や物流をご検討の方は、なんでもご相談ください。

あわせて読みたい
沖縄車両輸送のアイランデクス|沖縄への車両輸送はお任せください! 沖縄への車両輸送ならアイランデクスにお任せ!引っ越しや転勤、単身赴任で車を沖縄に送るときのサポートをします!!奄美大島、石垣島、宮古島など沖縄への車両輸送をお考...
よかったらシェアしてね!