日本で唯一「離島を専門にした引越し屋」を展開するアイランデクス。この度、かねてよりお客様からの要望が多かった壱岐島へ拠点を置くことになりました!
そこで今回は、その背景をお伝えできればと思い、2回にわたって特集記事をお送りします。前編に登場するのは、代表の池田和法(イケダ・カズノリ)さんです。
ーまずは「離島引越し便」事業について教えてください。
そもそも仕事ではなかったんですよね。当時の僕はデザイナーでしたし。でも友人から「池ちゃんならいくらでやってくれる?」って、なぜか奄美大島行きの見積もりを取られて…
ーまったくの未経験で離島への引越しに挑戦されたということですか?
そうなんです。とはいえ、学生時代に船会社でバイトした経験があって、海上輸送について少しだけ知っていたから、なんだかやれそうな気がして…実際にチャレンジしたら、できた!
ーすごいバイタリティですね!でも、どうして?
引越しって、人生のターニングポイントに立ち会える仕事なんですよね。それに感動しちゃって。そして離島への引越しは手配などが大変な分、かなり感謝されるんです。だから事業っていうより「この経験を年に1回でいいからまたしたい」という思いから今に繋がっています。
ーなるほど…でも、離島へ引越す方ってそんなに多いのですか?
多いですね。さっきお話した友人の引越しについてをブログに書いてみたら「池田さんですか?」って見ず知らずの方から問い合わせが来て…そこで試しに検索上位に出るようブログを最適化してみたところ、そこからはもう問い合わせが止まらなくなってしまいました。
ーそれはすごいですね。そんな中、壱岐島への拠点進出を決定されたとのことですが、なにか理由はあったのでしょうか?
僕はもちろん、スタッフたちも壱岐島が好きになってしまったっていうのが一番の理由ですね。これまで年に何回か壱岐島への引越しをお手伝いする機会があって、その際に島の人と呑み交わして話したりするうちに、すっかり好きになってしまいました。特に芦辺浦(アシベウラ)というエリアには、面白い人やお店が集まっていて、ここに事務所を置いて仕事ができたらどんなにいいだろう、と思えたんです。
そして本社のある“福岡市から一番近い営業所を置く離島”でのチャレンジになりますので、離島が抱える物流の課題解決や雇用創出のモデルケースになるような気がしています。
そう言って笑う池田さんは、これからの展開にワクワクが止まらない様子。壱岐島のみなさんにも同じ気持ちで楽しんで見守っていただけるよう、スタッフ一同も頑張って参ります。今後も引き続き、アイランデクスの展開にご注目ください!