沖永良部の最終日は、ウジジキレイ団という、生き物を守るためのビーチクリーンで有名な竿家の方々と一緒に海ゴミを拾ってきました。
ウジジ浜という沖永良部の海岸清掃から始まった活動ですが、いまではいろんな海岸で、「毎朝」「家族で」清掃活動をされています。
竿家のFSR(家族の社会的責任)
竿さんのプレゼンの中でも表現されていますが、
FSR(家族の社会的責任)という考え方がとっても素敵です。
よく会社では、CSR(会社の社会的責任)を考慮した取り組みとして慈善活動を行うことがありますが、それを「家族」という単位でこそ、取り組むべきだという考え方はとても斬新でした。私も家族に取り入れたいと思いました。
ピンセットでビーチクリーン体験
マイクロプラスチックを拾うために、ピンセットでビーチクリーンを体験しました。マイクロプラスチックは、5mm以下のサイズのものいい、砂に紛れて非常にわかり辛いのですが、ピンセットで頑張って拾いました。
このマイクロプラスチックが、生態系に悪影響を及ぼしていて、生き物を守るためには、こうやってピンセットで拾うことに行き着いたとのことでした。大量生産で生まれたプラスチックゴミを、こうやって地道に拾わないといけない矛盾にモヤモヤしながら、そのモヤモヤが学びになるような体験でした。
火山灰のおかげで、マイクロプラがよく見える
竿さんの表現で面白いなと思ったのが「火山灰のおかげで、マイクロプラスチックが拾いやすくなった」って発言でした。一昨年から問題になっている火山灰の問題。灰色の灰は、沖永良部の海岸にもたどりついてます。でも、この灰色のおかげで、白っぽいマイクロプラがよく見える、というのは地球の自浄作用の面白さを感じました。
「青は地球を救う」
ウジジキレイ団がマイクロプラスチックを拾っていて、気づいたことが、青色のプラスチックが非常に多くて、赤色など目立つものが極端に少ないってことだったそうです。
私も日本中いろんな離島でビーチクリーンしますが、たしかに青っぽいものプラスチックが多い。
竿さんは、仮説として、赤色のプラスチックは、魚やウミガメがなどの生物が誤飲していたりして、海岸にたどり着かないのではないか、という説を立ててらっしゃります。
プラスチック製造をすぐ止めることは難しくても、プラスチックを青色に切り替えることで、生態系への影響を少しでも減らせるんじゃないか、ってマイルドなゴールを設定されているのも勉強になりました。
アイランデクスも、青にはこだわり。
引越しウェアも帽子も青だし、コーポレートカラーも青ベース。
青が地球を少しやさしく労わるような、そんな世界観でこれからも仕事に向かいたいと思いました。
ウジジキレイ団のみなさん、貴重な機会をありがとうございました!