引越し業界にもウィズコロナの波。「リモート見積もり」訪問なしのオンライン見積もりを継続します。
引越しの訪問見積もりというと、営業マンが家にやってきて値段交渉を行う、そんなイメージを持たれる方が多いのではないか。離島専門の引越しサービスを提供するアイランデクス株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役:池田和法 以下「アイランデクス」)が2020年4月から開始した訪問なしの在宅で完了する「リモート見積もり」は、引越し業界を変えるかもしれない。併せて、4月10日から5月31日までの間に76名のリモート見積もりを実施し、訪問見積もりへの意識調査結果も公開する。
引越し訪問見積もりに対する意識調査:公開URL https://islandex.co.jp/引越し意識調査20200601.pdf
調査機関:2020年4月10日から5月31日
公開日:2020年6月1日
トピックス
(1)引越しの見積もりに「訪問は必要ない」と考える人が92%
(2)「リモート見積もり」は社員の意識改革へもメリット
(3)離島行きだからこそ、厳重な感染症対策は必要不可欠。
(1)引越しの見積もりに「訪問は必要ない」と考える人が92%
リモート見積もりに参加者に「引越し訪問見積もりに対する意識調査」を行ったところ、「訪問は必要ない」と答えたのが実に92%であった。訪問見積もりは、本来引越し会社が重要視していた営業方法であるため、引越し会社と利用者との意識の乖離に驚いた。引越し業界は、未だに電話とFAX文化が主流でITの浸透が遅れいている業界と言われている。緊急事態宣言の影響でリモート見積もりを余儀なくされた結果、引越し業界にもウィズコロナにはデジタルトランフォースメーションの波がくるかもしれない。
(2)「リモート見積もり」は社員の意識改革へもメリット
アイランデクスのスタッフが、リモート見積もりを実施したところ、社員の感染症リテラシーの改善に効果が見られた。リモート見積もり施策を実施することで、利用者から、感染症の防護策や、離島での対応について質問を受けることが増えた。その結果、マスクの着用だけでなく、引越し業務でも除菌液の携帯や、手袋の案件ごとの新品交換、防護キャップの着用など、感染防止の基準値アップという社員教育の面でのメリットも確認できた。
(3)離島行きだからこそ、厳重な感染症対策は必要不可欠。
引越し後にも「リモート見積もり」利用者に、オンラインアンケートを実施した。奄美大島に引越した高橋様(仮名)は、「離島行きだからこそ、リモート見積もりのように感染症に配慮した対応は好感がもてた。」離島はコロナ感染者が広まると医療崩壊がすぐに起き、また新規移住者にとっては、引越し後の集落生活が難解となることが予想できる。
これからウィズコロナの時代には、感染症と共存しながら、経済活動を行う必要がある。リモート見積もりは引越し業界にとって、旧態然として常識を考えなすニューノーマルへの一助となるかもしれない。
※リモート見積もりを実際に利用して、奄美大島にお引越しした高橋様(仮名)との打ち合わせとアンケート風景
当記事に対するお問い合わせ先
アイランデクス株式会社
本社:大阪市北区菅原町5−3
電話:06−7878−8839