先日、家族で長崎県西海市にある江島(えのしま)に行ってきました。江島は人口約100人の小さな島で、学校に通う子供も1人だけ。過疎化が進む島の現状を目の当たりにし、少し寂しさを感じながらも、島を歩いていると島民の方々が温かく声をかけてくださり、人の繋がりの豊かさに触れることができました。
江島について
現在はイセエビの産地として名高く、 世の喧喋とは無緑の平和な島である。 平家落人の伝説もあり、また起源は不明だが 民俗芸能「浮立」も残る。 南北朝時代に北条家の残党が落ち延び、 鎌倉の江の島を想って名付けたことが島名の由来という。 蛎浦島と同じく北緯33度線上にあるロマンの香り漂う島だ。
離島百科 https://www.rito-portal.jp/islands/nagasaki-enoshima
アクセス:来島方法は、崎戸商船(フェリーみしま)による1日1往復運行のみ
- 佐世保港から、フェリーで2時間15分 (1日1便)
- もしくは、上五島・中通島(友住港)から、1時間10分(1日1便)
■余談:下の運行スケジュールの通り、「日帰り旅行の難易度」が非常に高い島になります。
佐世保からアクセスなら日帰り便がなく、上五島(友住)からのアクセスなら朝8:13について午後16:20まで滞在できますが、もし島外から来ている場合、そもそも上五島へのアクセス方法を検討する必要があります。野母商船(フェリー太古)にて、朝5時40分に上五島・青方に到着する船と路線バスのアクセスでぎりぎり間に合うものの、早朝からかなりタイトなスケジュールとなります。
崎戸商船 https://www.city.saikai.nagasaki.jp/soshiki/seisaku/1/1_1/2/1675.html
TEL:0959-25-6118
江島は福田さとみさんを訪ねる旅となりました
今回の旅の目的は、江島でUターンして民宿「さとや」やブルーベリー農園、洋牧場を営む福田さとみさんを訪ねること。さとみさんは「何もない島だけど」と謙遜されていましたが、私は「何もない島」を「何かがある島」に変えようとするさとみさんの挑戦に心を打たれました。
到着したら、番犬のホープがお出迎え♪
今年で7歳というかわいい番犬が、お出迎えしてくれました。到着してから、ゆっくりと、江島の集落を歩いて散策しました。江島小・中学校も、外から見学させていただきました。広い校庭と校舎で、少人数で学ぶにはとても贅沢で、江島に移住を検討されている方にはとても充実した環境かもしれませんね。
夜は、子供にも配慮したご用意してくれて、楽しい晩餐となりました!
羊牧場と、ブルーベリー農園も見学
ちょうど大雨にあたってしまって少ない時間でしたが、羊牧場と、ブルーベリー農園も見学させていただきました。
たった一人で民宿「さとや」を運営し、美味しいブルーベリーを育て、羊を飼い、生半可な覚悟ではできない取り組みを続けるさとみさんの姿は、私たち家族にとって大きな刺激となりました。
江島滞在記まとめ
江島は、都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を過ごせる場所。そして、福田さとみさんのように、自分の手で島を盛り上げようとする人々の情熱に触れられる場所でもあります。
江島での体験を通して、私は改めて「豊かさ」について考えさせられます。それは、物質的な豊かさだけでなく、人との繋がりや、自然との共存、そして、自分の手で何かを生み出す喜びといった、目に見えない豊かさなのかもしれません。
今年の秋には、当社の上五島シェアハウスもオープン予定なので、シェアハウスの仲間で江島に遊びにいくなど、上五島からの関わりも増やしていけると良いなと思っています。
さとみさんの挑戦は、これからも江島に新たな風を吹き込み、島の未来を明るく照らしていくことでしょう!
江島、そしてさとみさんの今後の発展を心から応援しています。