こんにちは、アイランデクスの池田です。
先日、宮古島にて2024年を締めくくる「第7期 社員総会」を開催しました。
宮古島の美しいビーチと青空、、、を一才無視して、この1年の事業報告と、社内のカルチャー共有をとことん煮詰める時間となりました。
今回は、その様子を動画にまとめましたので、ぜひご覧ください!
それぞれの離島や地域の仲間が宮古島で再会!
アイランデクスは、「人生に離島を」というスローガンをもとに、「離島に暮らしやすく」なるようなサービスを展開してきました。離島引越し、車両輸送、空き家再生、宿泊、学生寮運営など、様々な事業を通して離島の課題解決に取り組んでいます。
社員は全国の離島に散らばって働いており、顔を合わせる機会は多くありません。
だからこそ、社員総会は、社員同士が繋がり、想いを共有し、共に未来を創造するための大切な時間です。
今回の社員総会では、各部門から事業報告を行い、今期の成果と課題を共有しました。
2024年の一番のポイントは、1月から「マネージャー制」を導入し、労務改善と教育改善に重点的に取り組んだことです。創業当初から自律分散型の組織を求めて試行錯誤してきましたが、壁にぶつかりながら理解したのは、自律分散型組織は、目指すものではなく、「一人一人のビジネス成熟の結果、到達するものである」という理解に至り、組織と人の成長のために、緩やかな階級制度を導入しました。
もとより、私が担当していた労務がお粗末であったこともあり、新たに新設した労務のタスクフォースチームで、実に50以上もの改善策を一気に実施しました。
導入初期(特に2月から7月頃まで)は、新しい制度への適応や運用に苦労し、本当に大変な時期でした。
後半も後半で、怒涛の忙しさに目が回ることもありました。
しかし、社員全員が粘り強く対話を重ね、課題を一つひとつ解決していくことで、会社全体が大きく成長できたと感じています。
その結果、売上は8.5%成長、営業利益も大幅に改善し、キャッシュフローは153%改善と、来年の躍進へ向け、着実に駒を進めることができました。
2030 Visionとして「シマの仕事の魅力化プロジェクト」の提案
私からは、全事業の7期決算報告、借入額の返済状況、キャッシュフロー状況、そして今後の展望などを報告しました。2030年に向けて、健康と安心安全を土台にして、アイランデクスのすべての仕事を通して、シマの暮らしの魅力化に貢献して参りたいと思っています。
数値目標の達成はもちろん重要ですが、それ以上に、社員一人ひとりが成長し、いきいきと働いている姿を見ることができたことが、今回の総会で一番の収穫でした。
これからも、アイランデクスは離島暮らしに寄り添ったサービスを提供することで、離島で暮らすことを決断した方々への貢献を目指しています。社員一丸となって挑戦を続けていきます。
カルチャーを深ぼる時間に。
今回、主テーマとして扱ったのが、「カルチャー(企業文化)」。ビジョンやミッションもバリューもちろん大切ですが、カルチャーはその土台にある部分で、もっとも大切にしたいものだと私は考えています。そして、日々の「バリュー(在り方)」の集積の結果がカルチャーだと定義しています。
企業活動を終わりのあるプロジェクトとして捉えるなら、ビジョン優先のビジネスモデルでも良いのかもしれません。永続的に離島の魅力を届ける我々でいるために、これからどんな「在り方」で、関わりを積み上げていくべきなのだろうか。そんな問いに、会社全員で対話しました。
アイランデクスは、「車座(くるまざ)」好きがちなカルチャーもあるよね、とも盛り上がりました。上も下もない、ともに輪になって会社をつくる風土が、創業から変わらない価値観としてあるように思います。
最後に、今回の社員総会を支えてくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。