初めまして、離島とお魚をこよなく愛するアイランデクスメンバーのSです!
これから「離島とお魚」について自分が感じること、体験したことを連載していこうと思います。
離島にこれから引っ越ししようと考えてる方は必ず経験するであろう島の魚食(ぎょしょく)文化。
魚の知識を少し持ってから、魚と向き合うだけで離島の魚食ライフはきっと楽しくなりますよ♪
それでは今回は離島のお魚について学ぶ前に少しだけ簡単にお魚について知っていきましょう!
お魚のこと、どれだけ知ってますか?
みなさんお魚を日常的に食べると思いますが、お魚のことを学ぶ機会ってほとんど無いように思います。
「お魚は刺身のまま泳いでる!」なんて言う子供もいるくらいで、日本という世界有数の魚食文化圏にいるにも関わらず、お魚への理解からは離れていってしまっているように思います。
例えば、そもそも魚って世界に何種類いて、日本に何種類いるのか知っていますか?
これは諸説あるのですが、世界にはおおよそ2万8千種、この中で日本で発見されている魚の種類は3千〜4千種ほどと言われています。
この数字を見て、魚好きの自分は思います。「えっ、日本って世界の10%の種類が集まってるの?」それって結構すごい事なんじゃないの?
実は上の数字も毎年のように新種の魚が発見されて増え続けているのです!
自分たちが内地でスーパーなどで目にする魚は数えれる程度ですよね?
実は離島には内地ではお目にかかれない魚が沢山いるんです。(意外と美味しい)
なぜ離島の魚なのか?
島の魚には無限の可能性が秘められている気がします。
職種柄、色んな島の関係者と話をして、色んな島の魚を食べさせていただいたりする機会が多いのですが、毎回新たな発見があります。「こんな魚食べるんですか!」というものから「普段食べているこの魚がこんな味するなんて!」みたいな発見です。
こんなことがあると島に行くと色んな魚料理が食べたくなりますよ!
離島の魚ってどういうイメージ?
皆さんが抱く離島の魚ってどんなイメージでしょうか?
長崎の五島列島は美味しい魚が多いイメージ。
沖縄の宮古島や石垣の魚はカラフル。などなど色んなイメージをお持ちかと思います。
実は沖縄の魚も調理法や採れ方、調理法で全然美味しいんです!
やはり、物は試し色んな魚を食べてみないといけないです。
人も魚も見た目で判断してはいけませんね。
離島の魚って実際のところ何が違うの?
獲れる海域は内地からあまり変わらない物ももちろんありますが、同じ海域で採れた魚でも漁法や保存方法が違っていたり、締め方も島特有の物があったりと様々です。
お魚は生ものの中でも扱いにくさナンバー1だと思いますが、上に挙げたような漁法や保存方法、締め方で味も食感も全てが変わります。そして生息している海域の餌によっても味や脂のノリは変わります。
色んな要因で離島のお魚の味や食感、獲れる魚も異なる。
では、島大国日本の各離島ではどうなんでしょうか?
ここまで読んだ方は少し離島の魚に興味が出てきたのでは?
次回からもう少し踏み込んだ島の話も交えながら、離島と魚を解剖していきたいと思います。
楽しく魚を知って、楽しく美味しく魚を食べましょう!!
最後まで読んでいただいた方、ありがとう魚(ぎょ)ざいました!