私たちは、離島地域の社会問題解決を第一のミッションとしながら、持続可能な事業を創造します。
「離島引越し便」は、日本中の「離島」の物流課題を解決するためにはじまったサービスです。
離島という、大手企業が軒並み避けてきた領域でのチャレンジで、時代に逆行していると言われながらスタートしましたが、今では年間2万件超のお問い合わせをいただくようになりました。
水牛で荷物を運んだり、小型船で手運びで荷物を運んだり、台風で島に閉じ込められたり、急遽お客様先に飛んでいったりと、泥臭い仕事もたくさんありますが、
離島への引越しはお客様の一大決心・人生のターニングポイントに立ち会えるドラマチックな仕事です。
また、離島への引越しは初めてのお客様が多いことを私たちは理解しております。
お客様の疑問・ご要望・ご予算に臨機応変に対応いたしますので気軽にご相談ください。
パーパス「持続可能な未来のために、離島に暮らしと笑顔を運ぶ」
アイランデクスは「離島の問題解決」をミッションに事業展開しています。
引越しや車両運送といえば、単調な重労働を思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、これらをメインに事業展開するアイランデクスの仕事は、そのイメージから少し外れたところにあります。 まず、「離島」が専門であること。そして引越しや車両運送のみならず、島々の「課題解決」がミッションであること。 約6800の島からなる島国には、人が暮らす有人島が約420島あります。そのなかで、本土と呼ばれる島と橋でつながらない有人離島は約300島。アイランデクスはこの300島を中心に、社会課題を解決する仕事を創造し、実行する会社です。
バリュー「人生に離島を」をスローガンに、離島暮らしに寄りそうサービスを届ける
離島の引越しだけでなく、暮らしに寄り添ったサービスを展開しています。
「人生に離島を」加えやすくするようなサービス展開をしております。移り住みやすくする:物流事業、暮らしやすくする:工務店事業、関わりを持ちやすくする:宿泊事業、情報を集めやすくするメディア事業。さまざまなシチュエーションで、離島への貢献を目指しております。
スタンス「離島を愛し、離島に愛される」
我々も離島の一員として、未来につながる関係作りを行います。
我々は、「島を変えたい会社じゃなく、島に変えられたい会社」です。離島やローカルならではの多少お節介なコミュニケーションにこそ、人間本来の豊かさがあるように思っています。そのため、弊社では離島地域やローカルに住むことを推奨しております。すでにメンバーの70%以上は実際に離島地域に居住しており、各々の集落や風土の中で感じた価値観を組織に持ちかえっています。
5つの行動指針
(1)風土を愛す
組織自体を、離島の風土のように捉え「離島の〇〇島だったら、どう考えるだろう」(郷に入れば郷に従う)
という思考を判断基準の中軸に添えてみたいと思っています。
ときに風通しよく、
ときに土のように暖かい。
そんな組織文化をメンバー全員で育みたいです。
(2)誇れる仕事
仕事は、食べていくために必要なだけでなく、
あなたの生き方を体現しながらギフトを贈る手段であると考えます。
約束の時間を守ったり、
言ったこととやってることに嘘がないような仕事をする人にとって
心地よい組織でありたいと思っています。
また、悩んだ時、家族に誇れるか、仲間に誇れるか、と
自問してみると適切な判断に近づくかもしれません。
(3)遊び心(ユーモアとアドリブ)
楽しいところに、人が集まる。
バイブスが高まる。
Humor(ユーモア)は、その綴りの通り、
Humane(人間らしさ)に大切な要素だと考えます。
そして、深刻な状況でも前進できる力となります。
いくら社会的に価値ある活動をしていたとしても
目標やミッションやだけじゃ持続しません。楽しくないと!
日常業務が音楽のコード進行だとしたら、
その中で笑い合えるようなアドリブ織り交ぜて、
日常こそ面白がりたいです。
(4)再会を果たす
いってらっしゃいと、おかえり。
またねと、またあえたね。
「また会いたい」とお互いを尊敬しあえる人間関係があります。
待ちに待った再会は至福の時間となります。
そして、また会った時には、
陰の努力を精一杯、讃えあう関係でありたいです。
アイランデクスのスタッフはふだんは離島地域に住んでいたり、
都会にいてもテレワークのスタッフも多く、直接顔をあわせる機会は限られている分、
仲間ともお客様とも、次の再会を楽しみに仕事に打ち込みます。
(5)そして、同じ釜の飯を食べよう
アイランデクスは、車座になって、
同じご飯を食べられる喜びを共有する組織です。
ご飯の時間が苦痛な関係だと、
仕事もうまくいくと気がしません。
真面目な話だけでなく、何気ないコミュニケーションや
一見中身のない雑談で笑い合える関係であいたいです。
お客様、離島地域に住む方々、従業員、お取引先などに対して、
偏りのある短期的利益に走らず、長期の目線に立った相互利益を共創するには、
そんな愛し愛される価値観が重要だと思っています。
2030Vision:日本一「離島を明るく照らす」会社になる
少し先のVisionとして、日本一「離島を明るく照らす」会社になることを掲げています。
離島の明るい未来を一緒に眺めることができる、ご近所付き合いのような関係性を、お客様とも集落の皆さんとも築いていきたいと思います。
”明るく照らす”という表現は、天台宗開祖・最澄も引用した「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」というから引用させていていただきました。
中国の春秋時代の話ですが、魏の王が、「私の国には直径一寸ほどの強い光を放つ玉が十枚あって、車の前後を照らします。これが国の宝です。」すると斉の王が答えました。「私の国にはそんな玉はありません。しかし、それぞれの一隅をしっかり守っている人材がいます。それぞれが自分の守る一隅を照らせば、車の前後どころか、千里を照らします。これこそが国の宝です。」と。すなわち「お金や財宝は国の宝ではなく、家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ何物にも代えがたい貴い国の宝である。」という意味です。一人一人がそれぞれの持ち場、立場で全力を尽くすことによって、社会全体が明るく照らされていくという意味です。
一風堂五輪書 自分が主人公として生きる河原流人生の極意
著者 河原 成美 (著)
世界はいくつもの隅っこで作られています。ですから、一人ひとりがその場所で誠意を尽くして生きていくことは、世界全体を良くしていくことにつながるはずです。「一隅を照らす」とは、そういう言葉だと考えています。
我々の引越しは、荷物に「やる気」を載っかっている。
ただ運ぶだけでなく、感情や体温も荷物に載せて、離島を明るくするような人肌感じる引越しを続けていきたいと思います。
「人生に離島を」に込めた想い
離島地域は、そのほとんどが著しい人口減少に頭を悩ませています。
2040年には自治体の半数がなくなる試算もあるそうですが、その多くには離島地域も含まれているのでしょう。このままでは、人口減少とともに、離島の豊かな伝統や文化も失ってしまう瀬戸際に来ています。
「人生に離島を」加えるという視点により、人間本来の豊かさの精度が上がると、私たちは信じています。
アイランデクスの事業軸は「人生に離島を」加えやすくすること
離島を知ったり、移り住んだり、暮らしたり、関わったりと、「人生に離島を」加えるバリエーションを多様にするととで、そもそも大切な豊かさってなんだったっけ?って、立ち戻るきっかけを提供する企業でありたいと思っています。
アイランデクスを知っていただき、ありがとうございます。
もし一緒に働いてみたい、関わりたいって思っていただけたなら、お気軽にお問合せください。
メディア掲載例
離島経済新聞/りとふる/読売テレビ/朝日テレビ/日本物流新聞など多数