離島引越し便ブログ

IVC 2025 in 奄美大島・古仁屋 開催レポート

2025年5月13〜15日、アイランデクスメンバーが離島に集う全社合宿「アイランデクス・ビジョナリー・キャンプ(IVC)」を今年も実施しました。

IVCは毎年いろいろな島で開催しています。第1回目の宮古島から始まり、石垣島・福江島・沖永良部島と続き、5回目となる今年は奄美大島の瀬戸内町・古仁屋での開催となりました。

当日は当社が昨年から運営している古仁屋高校学生寮の寮生や寮運営に携わっていただいてる方々との前夜祭から始まり、社内ワークや講演、ミニシンポジウムなど盛りだくさんの内容となりました。
また奄美大島について深く知る講演や大自然を満喫できるアクティビティを通して、当社の引越し事業の原点でもある奄美大島のことを、スタッフ一人一人がより深く知る時間を設けることができたと思います🏝️

▲デイゴが満開の奄美大島・古仁屋集落

前夜祭:古仁屋高校学生寮のみなさんと交流会

古仁屋高校寮生19名と、寮運営に携わってくれている集落のみなさんを絡めて「はじめての仕事を語る」ワークショップを開きました。

未来が無限大に広がる高校生たちに、少しは刺激を与えられたでしょうか。また、逆に高校生たちの新しく純粋な価値観から学ばせていただくこともたくさんありました。

1日目:事業部発表、基調講演、奄美大島(瀬戸内町)のシマ紹介

事業部発表

初日は各事業部の発表からスタート。当社の6つの事業部、離島引越し事業部(カスタマー、現場)、車両輸送事業部、工務店事業部、宿泊事業部、学生寮運営事業部、そして総務部、からぞれぞれ業務報告を行いました。

どの事業部も熱量が溢れるオリジナルのテイストで報告を行ってくれました。会社の成長をひとつひとつ実感できる、充実の時間となりました。

基調講演:麓憲吾さん

続いて基調講演にはあまみエフエムの麓憲吾さんにご担当いただきました。

「シマの文化を守るのに不可欠な若者を呼び戻すためには、奄美の魅力を伝えなければならない。」奄美大島でライブハウスやラジオ局を運営する憲吾さんだからこそ紡ぎ出せる言葉の数々に、シマで仕事をすることの意義を考えさせられる時間でした。

社内ワーク:勝眞一郎さん

続いての社内ワークは勝眞一郎さんにご担当いただきました。麓憲吾さんの話を聞いて、刺激を受けた内容に対するフィードバックと深掘り!

体の中に学びや知見を染み込ませるような、頭をフル回転させながらも心地よい時間でした。

「奄美ってどんな島?」を知る講演:里朋樹さん

お次は奄美大島や瀬戸内町について学ぶ時間。里朋樹さんの喋りのテンポ感も、三線を挟んで話してくれるシチュエーションも非常にきれいにまとまっていて、終始楽しくお話を聞くことができました。

これまでぼんやりとしたイメージしか抱けていなかった奄美大島について、各々の解像度がぐっと深まったと思います。

2日目:各自プログラムごとに分かれて、島の魅力を味わうアクティビティ


・油井集落散策&釣船

⚪︎場所:油井集落
⚪︎キーワード:シマ文化、集落、釣り
瀬戸内町の油井集落は、県指定無形文化財の「油井の豊年踊り」が残っていたり、シマの文化や神山をバックにした集落構造が現在でも色濃く残る集落です。

今回は古仁屋寮運営に広報として携わっていただいている岡野亜湖さんによる集落の散策からスタートし、ご主人の岡野大輔さんが営業されている釣船での船釣りを満喫してきました。

船釣りは大漁!釣った魚は学生寮の夜ごはんのおかずとしていただきました🐟

・マングローブカヌー

⚪︎場所:住用町
⚪︎キーワード:大自然、マングローブ、カヌー
奄美市住用町のマングローブ原生林は、沖縄県西表島に次ぐ国内2番目の広さとなっています。「奄美に初めて来るならまずはこちらのマングローブを!」と言われるほど、奄美を代表するアクティビティ体験の一つとなっています。

奄美の大自然を感じながら、カヌーでのんびりとした時間を過ごしました🚣‍♀️

・シュノーケリング

⚪︎場所:清水集落
⚪︎キーワード:海、サンゴ、障がい
瀬戸内町清水集落にあるゼログラヴィティさんにてシュノーケリングをしてまいりました。こちらは障がい者と健常者が安心してマリンスポーツを楽しめる施設となっています。

奄美大島と加計呂麻島に挟まれた美しいリアス式海岸が特徴の大島海峡にて、サンゴ礁や美しい南国の多様な生物をガイド付きで満喫できました🐡。また、ツアーの中では障がい者体験の一部を実際に体験させていただく機会もありました。

・大島紬機織りや小物作り体験

⚪︎場所:古仁屋
⚪︎キーワード:文化、大島紬、島のおばちゃん
瀬戸内町古仁屋にて奄美大島の豊年祭の土俵入りにて着用される「赤ちゃんの化粧まわし」など、大島紬をはじめとした島の素材でものづくりをおこなっている、studio loopの重山こずえさんのもとで島のものづくり体験をしてまいりました。

大島紬の機織り機に実際に触れながら、こずえさんとの楽しいおしゃべりを楽しみつつ、島の衣類の文化を体感しました。

実際に編み上げた大島紬をおみやげにもらって大満足でした🏴

・島の暮らしと唄文化を感じる

⚪︎場所:名瀬
⚪︎キーワード:暮らし、シマ唄、感じる力
奄美市名瀬のムルフィールBASEにて、一般社団法人巡めぐる恵めぐる代表の新元一文さんに会いにいってきました。

新元さんのお話しやシマ唄を通して、現代社会で便利さと引き換えに薄れてしまった「感じる力」を取り戻す方法や、本当に大事なものは何かを考える時間となりました。コーヒーを飲みながら、奄美大島の歴史と文化をたくさん教えてもらいました。

奄美大島の妖怪ミンキラウワについての話が特に印象深かったです。(股をくぐられるとアウトという豚の妖怪です🐷)

社内ワーク2:勝眞一郎さん

本日も勝眞一郎さんに社内ワークをご担当いただきました。

みんなでそれぞれが行ってきたアクティビティの内容をシェアして、そこで学んだものでアイランデクスの事業として結びつけられるものは何か‥。

アクティビティで感じたもの、得たものを一層深く吸収できる時間となりました。

ミニシンポジウム

ミニシンポ1:社内メンバー3名

ミニシンポ前半は社内メンバー3名による対談。引越し事業部・平間、車両輸送事業部・佐野、宿泊事業部・佐藤がそれぞれのヒストリーや仕事のやりがいについて語りました。

聞き手もみんな熱いまなざしを語り手に向けていて、日々頑張っている仲間の生の声をみんなに届けるのは大事なことだな、と実感しました。

ミニシンポ2:麓憲吾さん、栄雄大さん、池田和法 (モデレータ 勝眞一郎さん)

「離島で暮らすということ」をテーマに奄美大島で活躍するお二人と、アイランデクス代表池田との対談!離島での暮らしの魅力と課題、都市部との違いを理解する内容となりました。アイランデクスが提供するサービスを通して、より深く離島と関わる可能性を模索していく、肉厚なトークが繰り広げられました。

最後は大宴会!

締めくくりは大宴会。今回のIVCでお世話になった方、また日頃よりお世話になっている方々をお招きしてお酒を酌み交わしました。最後には里朋樹さんの三線にあわせて、歌って踊って最高の空間でした🪕

今回のIVCも本当に多くの島民の皆さまにご協力をいただきました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

毎年5月に開催している「IVC」。
次回はどの島でみなさまと再会できるか今から楽しみです😃

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