離島引越し便ブログ

「軽石」の影響による船舶動向について

最近、ニュースを賑わす「軽石」。奄美群島や沖縄方面の離島では、海岸に軽石が流れ着き問題になっています。

2021年10月30日現在、「軽石」の影響で船の遅延は見られておりません。

弊社がメインで利用する大型船においては、着岸場所が多少変わったりするだけで、軽石の影響を大きく受けていません。しかし、「フェリーかけろま」のような海水面付近にスクリューがある小型船は、小さな漁船は、軽石がスクリューに入り込んでしまうため影響を受けています。

沖縄や奄美に流れ着く軽石の原因

軽石は小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」が、ことし8月に噴火した際に噴出したものです。海の流れにより漂流した軽石が、沖縄本島や奄美大島など南西諸島の一部に、今月10月中旬から相次いで流れ着いているのが確認されています。沖縄北部では、50cm以上もすでにビーチに堆積しているようです。海底火山が原因とあって、いつまで続くのか不透明とされています。

下の画像は、海洋研究開発機構による、軽石のシュミレーションです。☆印が、海底火山の「福徳岡ノ場」です。沖縄・奄美群島に続いて、九州や四国、本州全域までに漂着する可能性があるものとされています。

(朝日新聞)

現在、弊社利用の船舶には影響が出ておりませんが、多くの離島の事業者に打撃を与えております。

一刻も早い解決策が待たれます。

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