NPO法人離島経済新聞社が編集し出版される「世界がかわるシマ思考」（以下、「シマ思考」）が2024年4月20日にいよいよ発売開始となります。本書は、現代社会が抱える様々な課題を解決するヒントとなる、コミュニティのあり方を提示した一冊です。単に島々の事例を紹介するだけでなく、読者が自身のコミュニティにシマ思考を取り入れるためのヒントも提供されています。
養老孟司さんや山極寿一さん、内山節さん、石田秀輝さんなどの有識者から見たシマと、島で活躍する若手キーマンから見たシマを通して、シマ思考をより深く理解することができます。
ぜひ本書を手にとって、シマ思考についてもっと詳しく学んでみてください。
余談ですが。
個人的に、ひとつのリスペクトがあったのかなと思うのは、海士の風出版による、『「わかりあえない」を越える』という対話をテーマにしたNVC*の本の表紙のデザインがなんとなく似ている点。*NVC:非暴力コミュニケーション
- 「わたしたちの内面で何が息づいている・生き生きしているか」
- 「人生をすばらしいものにするために何ができるか」
『「わかりあえない」を越える』では、この二つの問いから、平和的な変化をおこす対話のプロセスを説明しています。
「シマ思考」でも、より人生を素晴らしいものにするために、対立や競争ではなく、理解と対話による平和的プロセスを推してくれています。
「シマ思考」、とってもおすすめです。
